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ブリッジセールスとは?0.5次商談として成果を最大化する営業分業モデル

インサイドセールスを導入したものの、「商談の質が上がらない」「営業から温度感が低いと言われる」といった課題を抱えるBtoB企業は少なくありません。その解決策として注目されているのがブリッジセールスです。

ブリッジセールスは、近年語られる0.5次商談と同義で捉えられる概念であり、インサイドセールスとフィールドセールスの“間”をつなぐ役割を担います。

本記事では、ブリッジセールス(=0.5次商談)の定義から、二次架電との違い、実務で成果を出すための設計ポイントまでを体系的に解説します。

目次[非表示]

  1. 1.ブリッジセールスとは?【0.5次商談との同義定義】
  2. 2.なぜ今、ブリッジセールス(0.5次商談)が必要なのか
    1. 2.1.インサイドセールス分業の限界
    2. 2.2.営業環境の変化
  3. 3.ブリッジセールスと二次架電の違い
  4. 4.ブリッジセールス(0.5次商談)の具体的な役割
    1. 4.1.実務内容
    2. 4.2.KPI設計の考え方
  5. 5.ブリッジセールスが機能する組織・失敗する組織
    1. 5.1.機能するケース
    2. 5.2.失敗しやすいケース
  6. 6.成果を出すための設計ポイント
  7. 7.まとめ|ブリッジセールスは営業成果をつなぐ戦略装置

ブリッジセールスとは?【0.5次商談との同義定義】

ブリッジセールスとは、商談化の直前段階で顧客理解を深め、営業が価値提供に集中できる状態をつくる役割です。多くの企業では0.5次商談という名称で呼ばれ、以下の特徴を持ちます。

  • アポ取得が目的ではない
  • 課題・背景・検討状況を整理する
  • 営業への橋渡し(ブリッジ)を担う

インサイドセールスが「会話の入口」をつくる存在だとすれば、ブリッジセールスは商談の質を担保するための前工程と言えます。

なぜ今、ブリッジセールス(0.5次商談)が必要なのか

インサイドセールス分業の限界

多くのIS組織では、KPIがアポ数に偏りがちです。

その結果、

  • 表面的なヒアリング
  • 顧客課題が整理されないままの商談
  • 営業の初回商談が説明会化

といった問題が発生します。

営業環境の変化

顧客は事前に情報収集を終えており、「自社にとって意味があるか」を短時間で判断します。だからこそ、初回商談の完成度を高める0.5次商談(ブリッジセールス)が不可欠になっています。

ブリッジセールスと二次架電の違い

混同されやすい施策として二次架電がありますが、両者は目的が異なります。

項目

ブリッジセールス(0.5次商談)

二次架電

主目的

商談の質向上

接触率・想起率向上

内容

課題・検討背景の整理

再接触・フォロー

戦略性

高い

比較的低い

営業連携

深い

限定的

※二次架電の詳細は以下の記事で解説しています。

▼二次架電とは?商談化率を最大化する実践メソッドと成功企業の共通点

ブリッジセールス(0.5次商談)の具体的な役割

実務内容

  • 商談前ヒアリング(背景・課題・体制)
  • 顧客の検討フェーズ整理
  • 営業向けインプットシート作成
  • 商談後のフィードバック回収

KPI設計の考え方

アポ数ではなく、

  • 商談化率
  • 商談後の受注率
  • 営業満足度

といった成果連動指標で評価することが重要です。

ブリッジセールスが機能する組織・失敗する組織

機能するケース

  • ISと営業の役割が明確
  • 商談数はあるが受注率が低い

失敗しやすいケース

  • ISの延長で片手間運用
  • 役割定義が曖昧

成果を出すための設計ポイント

  1. 役割と責任範囲を明確にする
  2. 営業との情報連携フォーマットを統一
  3. 属人化を防ぐプロセス設計

まとめ|ブリッジセールスは営業成果をつなぐ戦略装置

ブリッジセールス(0.5次商談)は、単なる工数追加ではなく、営業成果を最大化するための構造設計です。一方で、

  • 設計ノウハウがない
  • 人材確保が難しい
  • 営業との連携が属人化する

といった理由から、内製での立ち上げに限界を感じる企業も少なくありません。

そのような場合、インサイドセールス・0.5次商談設計を熟知した外部支援を活用することで、短期間で成果創出が可能になります。

エンSXでは、多くのBtoB企業の営業プロセス改善を支援してきたノウハウを活かし、

  • ブリッジセールス設計
  • KPI・運用定着支援
  • 営業成果に直結する仕組み化

まで一貫して支援が可能です。ぜひお気軽にご相談ください。


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