テレアポ代行の費用相場|費用を抑えるコツ・サービスの選び方も解説
テレアポ代行は、電話によるアポイント獲得を支援してくれるサービスです。料金形態は主に「成果報酬型・固定報酬型・コール課金型」の3種類に分かれています。
本記事ではテレアポ代行の利用を検討している方向けに、3種類それぞれの費用相場と特徴を解説します。費用を抑えるコツや、サービスの選び方もあわせて解説しますので、テレアポ代行の業者選びにお役立てください。
目次[非表示]
- 1.テレアポ代行とは
- 1.1.テレアポ代行の主な業務内容
- 1.2.インサイドセールス代行との違い
- 2.テレアポ代行の料金形態と費用相場
- 3.テレアポ代行の費用を抑えるコツ
- 3.1.自社で架電リストを準備する
- 3.2.トークスクリプトを作成して運用改善する
- 3.3.料金体系が自社に適した代行会社に依頼する
- 4.費用対効果の高いテレアポ代行の選び方
- 4.1.アポインターの質が高いか
- 4.2.トークスクリプトの質が高いか
- 4.3.自社の同業界・類似商材での実績があるか
- 4.4.通話音声データやレポートなどの提供があるか
- 5.テレアポ代行を利用するメリット
- 6.テレアポ代行を利用するデメリット
- 7.まとめ
テレアポ代行とは
テレアポは「テレフォンアポインター」の略。テレアポ代行とは、電話によるアポイントの獲得を代行してもらえる便利なサービスのことです。テレアポ代行を利用すると、自社の営業担当が、テレアポ以外の業務に集中できるメリットがあります。
テレアポ代行の主な業務内容
テレアポ代行の業者が行なう主な業務内容は、以下の通りです。
・ターゲットリストの抽出・作成
・トークスクリプトの作成
・テレアポ業務の実行
・テレアポ業務のフィードバック
代行業者のなかには、通話音声データを提供してくれたり、テレアポ戦略の立案からサポートしてくれたりする業者もあります。業者によってサポート範囲が異なるので、契約前によく確認しましょう。
インサイドセールス代行との違い
テレアポ代行と似ているサービスに「インサイドセールス代行」があります。インサイドセールスとは、電話やメール、Web会議ツールなどを使ってオンラインで行なう営業手法のことです。
テレアポ代行はテレアポ業務を中心にサポートしますが、インサイドセールス代行はテレアポ以外にも、企業の営業活動を広い範囲で支援します。インサイドセールス代行の主な業務内容は、以下の通りです。
・営業戦略の立案
・ターゲットリストの抽出・作成
・トークスクリプトの作成
・テレアポ業務の実行
・テレアポ以外でのオンライン営業の実行
上記のほか、アポイント獲得後のオンライン商談にも対応します。テレアポとインサイドセールスの違いは、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
▼インサイドセールスとテレアポの違いとは?運用ポイントも解説
https://sales.en-sx.com/column/difference-between-inside-sales-and-telephone-appointment
テレアポ代行の料金形態と費用相場
続いて、テレアポ代行の料金形態と、一般的な費用相場を解説します。料金形態ごとにメリット・デメリットが異なり、費用相場も変わるので、ひと通り把握しておきましょう。
成果報酬型|1成果あたり10,000円~
成果報酬型は、アポイント獲得などの成果が出た際に、費用が発生する料金形態です。成果がなければ費用は発生しないので、外注コストを抑えられますが、その代わり1成果あたりの料金は高めに設定されています。
メリット |
・成果がなければ費用は発生しない |
デメリット |
・成果が多く出ると支払金額が高くなる |
費用相場 |
・売り上げの20~50%前後または、1成果につき1万~5万円前後 |
成果報酬型のテレアポ代行については、以下の記事で詳しく解説しています。より具体的なメリット・デメリットや、成果報酬型テレアポ代行の選び方のポイントなどを知りたい方は、ぜひご覧ください。
▼成果報酬型テレアポ代行のメリット・デメリットと代行会社を選ぶポイント
https://sales.en-sx.com/column/tele-appointment-service-payment-for-results
固定報酬型|1ヶ月あたり30万円~
固定報酬型は、月額の利用料金が決められており、毎月一定の費用を支払う料金形態です。成果報酬型とは異なり、成果の有無にかかわらず費用が発生しますが、毎月の支払金額が一定で予算管理しやすい点はメリットです。
固定報酬型の費用は、サービス内容によって大きく異なります。「テレアポの戦略立案・コンサルティング・効果測定したレポートの提出」など、高度なサービスが含まれるほど料金も高額になります。
メリット |
・毎月の費用が一定でわかりやすく予算管理しやすい |
デメリット |
・成果が出なくても費用がかかる |
費用相場 |
・一般的なサービス内容の場合:1ヶ月あたり30万~80 万円前後 |
コール課金型|1コールあたり200 円~
コール課金型は、架電数に応じて費用が変動する料金形態です。少ない架電数で成果が出れば、成果報酬型よりも低コストとなります。
ただし成果の有無にかかわらず、架電した段階で費用が発生するほか、不通だった場合に電話のかけ直しを行なうか否かによっても費用が変わります。
メリット |
・成果報酬型よりも低コストで、多くの成果を出せる可能性がある |
デメリット |
・成果が出なくても架電した時点で費用がかかる |
費用相場 |
・電話かけ直しなしの場合:1コールあたり100~300円前後 |
テレアポ代行の費用を抑えるコツ
テレアポ代行の費用は、料金形態だけでなく、利用する条件によっても変動します。ここからはテレアポ代行を利用する際に、費用をなるべく抑えるコツについて解説します。
自社で架電リストを準備する
架電リストを自社で準備すると、テレアポ代行の費用を抑えやすくなります。リストが自社のターゲットと合致していれば、少ない架電数で多くのアポイントを獲得できる可能性が高いからです。
代行業者がリストを作成してくれるケースもありますが、業者の保有しているデータが、自社商材のターゲットと合致しているとは限りません。
自社のデータベースから商材に適した架電リストを作成し、そのリストをもとにテレアポ代行を依頼したほうが、アポイント獲得につながりやすいでしょう。特にコール課金型の代行サービスを利用する場合は、費用を大幅に抑えられる可能性があります。
トークスクリプトを作成して運用改善する
トークスクリプトは、テレアポの成功率を左右します。商材に最適なトークスクリプトを自社で作成し、テレアポ代行業者に活用してもらいましょう。
トークスクリプトの作成に別途料金がかかる代行業者の場合は、自社で作成すると費用削減になります。また、アポイント獲得につながりやすいトークスクリプトを作成できれば、予算のなかで最大限の成果を出せる可能性が高くなるでしょう。
可能であれば代行業者からコールスタッフの通話音声データを提供してもらい、実際の通話内容をもとに顧客の反応を分析し、トークスクリプトの改善に活かしましょう。トークスクリプトは運用改善を繰り返し、常に最新の状態を保っておくことが大切です。
料金体系が自社に適した代行会社に依頼する
テレアポ代行の費用を抑えるには、料金体系が自社に適した業者を選ぶことも重要です。
たとえば、自社商材がアポイントを取りやすい商材であるにもかかわらず、成果報酬型のテレアポ代行を選ぶと、成果が上がるたびに費用がかさんでしまいます。この場合は固定報酬型のほうが、ひと月あたりのコストを抑えられるでしょう。
テレアポ代行の業者を選定するときは、自社商材の特徴や、依頼したい業務範囲に適した料金体系のサービスを選ぶようにしましょう。
費用対効果の高いテレアポ代行の選び方
ここからは、費用対効果の高いテレアポ代行の選び方を解説します。テレアポ代行の業者はたくさんあるので、どこに依頼すべきか迷ってしまいますが、料金だけを見て選ぶのではなくサービスの質も重視しましょう。
アポインターの質が高いか
テレアポ代行を選ぶときは、まずアポインター(コールスタッフ)の質を確認しましょう。業者によってアポインターのスキルや教育体制が異なるからです。質の高いアポインターが在籍している業者であれば、代行を依頼することでアポイント獲得率が上がるでしょう。
アポインターの質をチェックしたいときは、契約前の打ち合わせで、以下のような項目を重点的に確認するのがおすすめです。
アポインターの人員体制 |
・アポインターのうち業務経験が豊富な人材の割合は? |
アポインターの教育体制 |
・アポインターのスキルレベルを上げる工夫は行なっているか? |
トークスクリプトの質が高いか
前述したように、トークスクリプトはテレアポの成果を左右する重要なものです。自社商材の特徴を簡潔にアピールできるトークスクリプトを作成し、架電先の反応を分析して、改善を繰り返していく必要があります。
テレアポ代行業者に作成してもらう場合は、以下のようにトークスクリプトの質もチェックしましょう。
・セールスライティングなど営業のノウハウが豊富な作成者がいるか
・自社商材の特徴や訴求したいポイントを丁寧にヒアリングしてくれるか
・作成したトークスクリプトを定期的に改善してくれるか
作成から改善までしっかりと対応してくれる業者を選べば、かけた費用以上に多くの成果を得られるでしょう。
自社の同業界・類似商材での実績があるか
テレアポ代行は自社の同業界・類似商材での実績が豊富な業者を選ぶのがおすすめです。業界や商材への理解が深ければ、効果的なトークスクリプトを作成してもらえる可能性が高くなります。
また、「どのようなターゲットへアプローチすれば、効率よくアポイントを取得できるか」など、ターゲティングのノウハウが豊富な可能性もあります。業者の実績を見るときは、数だけでなく、業界や商材の種類なども詳しくチェックしましょう。
通話音声データやレポートなどの提供があるか
業者によってアポインターの通話音声データや、テレアポ業務の実施レポートなどを提供してくれる場合があります。通話音声データやレポートは、自社の営業戦略を練るための重要な手掛かりになるので、なるべく提供してくれる業者を選びましょう。
通常料金では提供されず、オプション料金を追加で支払うと提供されるケースもあります。サービス内容や料金は業者によってさまざまなので、契約前に確認しましょう。
テレアポ代行を利用するメリット
テレアポ代行には、主に以下のメリットがあります。
・自社の営業担当が商談に専念できる
・営業にかかる人件費を抑えられる
・アポイントを獲得しやすくなる
テレアポ業務には架電だけでなく、ターゲットリストの作成・トークスクリプトの作成・各業務の運用改善など、多くの手間と時間がかかります。テレアポ代行サービスを利用すれば、自社社員の業務負担が軽くなり、商談に集中できる環境を整えられるでしょう。
また、テレアポ代行業者は、テレアポに特化したノウハウを豊富に保有しています。そのため、自社社員だけでテレアポ業務を行なうよりも、多くのアポイントを獲得できる可能性が高くなります。
自社でテレアポの人員を新しく雇うよりも低いコストで、多くのアポイントを獲得できる可能性があるため、「営業担当のリソースが不足しているが、社員を増やす余裕はない…」とお困りの方は検討するとよいでしょう。
テレアポ代行を利用するデメリット
どのようなサービスにも、デメリットはつきものです。テレアポ代行には、主に以下のようなデメリットが挙げられます。
・外注費用がかかる
・情報漏洩リスクに備える必要がある
・代行業者のスキルによって営業成果が変わる
テレアポ代行は、自社のテレアポ業務を外部業者へ委託する形式となるため、外注費用がかかります。情報漏洩リスクもゼロではないので、秘密保持契約を結んだり、共有する情報を社内で精査したりして、漏洩リスクに備える必要もあるでしょう。
また、業者ごとに得意・不得意な分野があり、テレアポ担当者のスキルも異なるため、依頼する業者によって営業成果が変動します。どの業者に依頼するかは、実績などをよく確認して慎重に選びましょう。
テレアポ代行のより詳細なメリット・デメリットについては、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひチェックしてください。
▼テレアポ代行とは|メリットや選び方、おすすめの営業代行サービスを紹介
https://sales.en-sx.com/column/tele-appointment-service-business
まとめ
テレアポ代行の料金形態と費用相場、費用を抑えるコツなどを解説しました。テレアポ代行には「成果報酬型・固定報酬型・コール課金型」の料金タイプがあります。それぞれの一般的な費用相場は、以下の通りです。
料金形態 |
一般的な費用相場 |
成果報酬型 |
・売り上げの20~50%前後または、1成果につき1万~5万円前後 |
固定報酬型 |
・一般的なサービス内容の場合:1ヶ月あたり30万~80 万円前後 |
コール課金型 |
・電話かけ直しなしの場合:1コールあたり100~300円前後 |
それぞれの料金形態にメリット・デメリットがあります。利用すべき料金形態は、自社の予算や商材の特徴、保有リストの数などにより異なります。
テレアポ代行のサービス選びにお困りの場合は、代行会社に直接相談して決めるのも良い手です。「どのようなサービスが自社に適しているか知りたい」という方は、ぜひ『エンSXセールス』にご相談ください。
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エンSXセールスには、以下のように3つの強みがあります。
・600名のセールスプロ人材
・20万社を超える顧客基盤
・戦略立案に長けたアカウントマネージャー
3つの強みを活かし、セールスパートナーとして、新たな戦略と新規顧客を創出します。
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