
インサイドセールスはSaaSと相性がよい?特徴や必要なスキルを紹介
非対面で行う新たな営業方法、インサイドセールス。
社内にいながら顧客にアプローチできることから、業務の効率化やコスト削減などのメリットがあります。
また、インサイドセールスはSaaS商材と相性がよいといわれており、IT企業で導入されています。
担当者のなかには、「インサイドセールスの導入を検討している」「導入にあたってSaaSとの相性が知りたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、インサイドセールスとSaaSの相性や活用するためのスキルを解説します。
目次[非表示]
- 1.インサイドセールスとSaaSの相性
- 2.インサイドセールスの特徴
- 2.1.①効率を重視した非対面営業
- 2.2.②リードナーチャリング
- 2.3.③見込み顧客のニーズ発掘
- 3.インサイドセールスをSaaSで活用するために必要なスキル
- 3.1.①コミュニケーションスキル
- 3.2.②ヒアリングスキル
- 3.3.③ITリテラシー
- 4.まとめ:インサイドセールスでSaaS商材の成約を加速
インサイドセールスとSaaSの相性
SaaS(Software as a Service)は、インターネット上で利用するソフトウェアを提供するサービスのことをいいます。
SaaS商材はまだ新しく、はじめて導入する企業も少なくありません。そのため、導入までに慎重に検討する買い手が多く、購買に至るまで時間がかかる傾向にあります。
インサイドセールスは顧客に対して継続的なアプローチをかけられるため、顧客との関係性が築きやすく、購買意欲の育成につなげられます。
インサイドセールスの特徴
インサイドセールスは内勤営業とも呼ばれ、従来の外勤営業とは異なる特徴を持ちます。インサイドセールスが自社に合う営業方法か見極めるためには、まず特徴を把握することが大切です。
ここでは、インサイドセールスの特徴を3つ紹介します。
①効率を重視した非対面営業
インサイドセールスは、電話やメール、オンラインツールを用いて非対面で営業活動を行います。
従来の営業のように顧客のもとへ直接足を運ぶ必要がないため、移動にかかっていた時間やコストが削減できることが特徴です。
勝ちパターンを見出すことができれば、業務の効率化はもちろん、生産性の向上が期待できます。
②リードナーチャリング
インサイドセールスは顧客と時間をかけて関係性を築き、購買意欲を向上させる目的があり、これをリードナーチャリング(見込み顧客の育成)と呼びます。
顧客の購買意欲が最高潮に到達したころにフィールドセールス(外勤営業)担当者を現場に向かわせ、成約につなげるというのが基本的な流れです。
購買に至るまで時間がかかりやすいSaaS商材と相性がよく、継続的に見込み顧客を維持できる可能性があります。
③見込み顧客のニーズ発掘
インサイドセールスは見込み顧客との継続的なコミュニケーションを通して潜在的なニーズを発掘する役割があります。
SaaS商材に限らず、顧客のニーズに合う商品やサービスを提案することで、売り上げの最大化につなげることが可能です。
ヒアリングのなかで的確に顧客の課題をとらえ、適切な解決方法をしめしていくことでサービスの継続的な利用が期待できます。
インサイドセールスをSaaSで活用するために必要なスキル
インサイドセールスをSaaSで活用するためには特定のスキルが必要です。
SaaS商材はまだ新しく、企業によっては認知していない可能性もあるため、的確かつ分かりやすく説明しなければなりません。
ここでは、インサイドセールスをSaaSで活用するために必要な3つのスキルを紹介します。
①コミュニケーションスキル
インサイドセールスに限らず、営業にコミュニケーションスキルは必要不可欠です。
限られた時間のなかで見込み顧客との関係性を築き、よい印象を持ってもらうためには高度なコミュニケーションスキルが求められます。
マニュアルどおりの説明だけではなく、顧客が本音を話しやすい雰囲気をコミュニケーションをとおして作ることが大切です。
②ヒアリングスキル
インサイドセールスは、見込み顧客のニーズを正確に聞き取るヒアリングスキルが求められます。顧客のニーズや心境は日々変化するため、いかに早く察知し、適切な提案を行うかが重要です。
商材の特徴を事前に把握しておけば、聞き取りから得たニーズに合致する提案がスムーズにできるはずです。
③ITリテラシー
インサイドセールスはオンラインツールや顧客管理システムなど、さまざまなIT技術を活用して営業を行います。
顧客との円滑なやりとりや効率的な営業を行うためには、これらのツールを使いこなすITリテラシーが必要です。
また、顧客が持つ不安や疑問に対して正確に答えるためにも、このスキルは必須といえます。
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まとめ:インサイドセールスでSaaS商材の成約を加速
インサイドセールスは、SaaS商材の特性に合った営業手法として注目されています。顧客との継続的な関係構築を通じて、購買意欲を高めることが可能です。ですが、顧客との信頼関係を築き、成約に至るまでの時間がかかることが一つの課題となります。
そのため、インサイドセールスにおける“構造設計”が重要で、成果を上げるためには、効率的な営業活動と再現性のある仕組み作りが不可欠です。
成果につながる営業組織の仕組み作り
インサイドセールスで成果を上げるためには、単にツールを導入するだけでなく、営業組織全体の構造を見直し、効果的に運用できる仕組みを設計することが求められます。
エンSXは、営業組織の再構築を支援し、再現性の高い営業活動を実現します。構造設計から人材支援、運用支援まで、一貫したサポートで成果を上げる体制を整えます。
支援領域 |
支援領域 |
再現性を高める仕組み化 |
営業立ち上げ支援 |
SDR・BDR体制の構築 |
スクリプト/管理設計の標準化 |
内製化支援 |
業務フロー・ツール設計 |
属人化しないオペレーション整備 |
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