UTエイム株式会社様
導入事例

大規模採用を成功に導くリクルーター育成
――UTエイムが実現した採用歩留まり改善とは

UTエイム株式会社

業界  :人材派遣
事業内容:製造業を中心とする人材派遣・請負事業、
     人材紹介事業 他
従業員数: 11,799名(2025年3月末現在)
ご担当者: モーターエナジー事業部門 採用推進ユニット
                 マネージャー 柳谷様
      モーターエナジー事業部門 採用推進ユニット        
                        須田様
      ※2026年3月取材当時の組織名
導入の背景 大規模採用を支える面接体制の課題
導入の決め手 個別伴走による実践的な育成支援
導入後の効果 リクルーターのスキル向上だけでなく、自走化が進んだ
製造業向けの人材サービスを展開するUTエイム株式会社様は、自動車・半導体といった日本の基幹産業を支える企業に対し、人材派遣・請負サービスを主軸に事業を拡大してきました。安定した生産体制を支える人材供給を強みとし、多くの企業の製造現場を支援しています。

同社では事業成長に伴い大規模な採用活動を継続しており、モーターエナジー事業部門では年間約3,500〜4,000名という高い採用目標を担っています。採用市場の競争激化や応募単価の上昇を背景に、応募から入社までの各工程の最適化は重要な経営テーマとなっていました。

中でも、応募者の意思決定に大きく影響する面接プロセスの質の向上は、採用数の安定化に直結する課題です。こうした状況を受け、同社が導入したのが営業・面接領域の行動を可視化し、再現性あるスキルとして定着させる育成サービス「エンSXセールスアナリティクス」でした。

本記事では、リクルーター育成を通じて採用力を強化し、入社率向上と組織の自走化を同時に実現した同社の取り組みを紹介します。

■導入の背景|大規模採用を支える面接体制の課題

同部門では高い採用目標を継続的に達成するために、応募者をいかに確実に入社につなげるかが重要なテーマとなっていました。柳谷様は当時の状況を次のように振り返ります。

柳谷様「応募単価が年々上昇する中で、獲得した応募を無駄にしないことが最重要課題でした。特に応募マッチング率(※)を高めることが、採用数の安定化には不可欠だと考えていました。」

※応募からの入社決定率

無人選考などの効率化施策も検討したものの、求職者の志向は多様であり、人による対応の価値は依然として大きいと判断したと言います。

柳谷様「求職者の中には、自分主体で応募先を決めたい方と、人に相談しながら進めたい方の両方が存在します。どちらか一方ではなく、双方に対応していく方針で打ち手を検討していました。」

一方で、面接体制には組織的な課題も存在していました。

柳谷様「面接スタイルが統一されておらず、ベテランに依存する部分が大きかったと思います。リクルーターも増員していきましたが、体系的な教育プログラムが整備されておらず、OJT中心だったため、パフォーマンスのばらつき、そして新人リクルーターの立上げにも課題がありました。」

面接の品質が属人化していたため、応募数に対する採用数が安定せず、組織としての再現性確保が課題となっていたのだと言います。さらには、リクルーターの増加に伴い、新たにマネジメント負荷も高まっていました。

柳谷様「約20名のリクルーターを一人で細かくフォローするのは難しく、外部の専門的な支援が必要だと感じていたなかで、エンSXさんと出会いました。」

■導入の決め手|個別伴走による実践的な育成支援

複数のサービスを検討する中で、柳谷様の上長にあたる方からエンSXの紹介があったのが最初のきっかけだったと言います。初めてサービスの説明を受けた率直な感想について、柳谷様は次のようにご評価くださいました。

柳谷様「講師が受講生たちに1対1で伴走してくれる点が魅力でした。本来は上司が行ないたいことですが、現場では時間的な制約もあり難しい部分があります。」

第三者による客観的なフィードバックは、マネジメントを補完する役割も果たしました。

柳谷様「業務の悩みを相談できる相手がいること自体も大きな価値だと感じました。私が忙しそうにしていて相談しにくい・・・というようなこともあるかもしれませんし、そういった際に他に相談できる先ができているのはありがたいです。

また、弊社がサービス導入を検討する際に大事にしていることとして、弊社のビジョンやミッションを理解し、共感くださるかというポイントがあります。採用のご支援を長らくエンさんにいただいていたこともあり、弊社への理解の深さには信頼が持てたというのが大きいですね。」

従来の集合研修では実務への定着が難しく、継続的に成果へ結びつけることが課題でした。同社への理解が深く、個別伴走で着実に成果発揮できそうな印象を持てたことが導入の決め手になったのだそうです。



■導入後の効果|リクルーターのスキル向上だけでなく、自走化が進んだ

そうして始まった同社でのエンSXセールスアナリティクスによる育成支援のお取組み。導入後の成果について伺いました。

柳谷様「定量面での成果で言うと、明確に採用率が向上しました。時期による波こそありますが、高いときで直近の採用率が過去最高を記録することも。安定して2桁台の成果を維持できています。

また、定性面でいうと受講生達の提案力もあがっている印象があります。面接を通じて、例えば派遣求人でマッチングしなかった場合などに、紹介案件の方の提案へ切り替え、次の選考にすすめることができたりという案件が増えたのは大きな成果です。」

応募から入社までの各工程における歩留まりが改善し、特に面接から入社に至る転換率の向上が顕著でした。面接を「選考」ではなく「提案活動」と捉え直したことが、成果向上の大きな要因となっています。

続いて、実際に研修を受講された須田様にも伺います。須田様は入社2年目。同社に入社後はコールセンター部門に従事したのち、リクルーターとしてはまだ異動して間もないタイミングだったとのことです。

須田様「当初は面接の進め方に自信がなく、不安を感じていました。自社でも面接の流れなどの研修はあり、それをベースに自分なりにカンペを作って面接に臨んだりしていたのですが、“どうやったらうまくいくんだろう”と思うことばかりでした。」

エンSXセールスアナリティクスの研修では、面接の4つのポイントに沿ってヒアリング技術や質問設計など、面接の基本スキルを体系的に学ぶ機会になったと言います。

須田様「特にもともと苦手だったヒアリングパートの研修が印象に残っています。限定質問と拡大質問の使い分けなど、そのバランスを考慮するだけで話の流れが変わることも実感しました。」

また、個別のトレーニングにより自分なりの面接の型を確立できたことも大きな変化だったと振り返ってくださいました。

須田様「どのような応募者にも落ち着いて対応できることが増えてきて、提案の幅も広がりました。こういう時はどうすればいいか?と自分から相談した際に、トレーナーの方からスクリプト改善の提案をいただきました。それまでは深掘りの仕方に迷うこともありましたが、“こうすれば間違いない”という型ができたので、迷うことが減りました。“大丈夫だよ!”と日々言ってもらえていたことも安心材料になっています。」

個人のスキル向上は組織全体にも好影響を与えたと柳谷様は仰います。

柳谷様「受講者が自ら振り返りを行い、改善を回せるようになったことで、面接への姿勢が前向きになったと感じています。

トレーナーとの定期的な対話が、行動変容を促しているのだと続けてお話しくださいました。

「“今週はこれを試してみよう”という意識で面接に臨むメンバーが増え、安心して任せられるようになりました。マネジメント側が手を貸さずとも、自分で振り返り、改善までを自走できるという理想のサイクルが回せるようになっているのはありがたい副次的な効果でした。」

■エンSXへの評価と今後の期待

最後に、エンSXの支援について、率直なご評価をお聞きしました。柳谷様が特に評価しているのは、数値だけではなく組織としての変化だと言います。

柳谷様「当初掲げていた目標KPIについては、計画よりも高い実績が出せました。それは素晴らしい成果ですが、リクルーター育成だけではなく、母集団形成や選考プロセスの多様化など他の様々な要素もあります。純粋にこのリクルーター育成の取組みだけで見た時に、私が最も評価したいのは、リクルーターたちが面接に前向きに取り組む姿勢が生まれたことです。」

成果だけでなく、安心して任せられる状態が生まれたことがマネージャー視点で見た際の一番の評価とのことでした。

同社では今後、採用機能を統合した新組織への再編も予定されています。

柳谷様「面接や受付機能を一体化し、より効率的な採用体制を構築していく予定です。今回得た知見はその基盤として活かしていきたいと考えています。」

同社の事業成長を支える採用力強化に向け、今後も継続的な支援を期待しているとのことです。

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