■導入後の効果|開始1ヶ月で受注創出!マーケットの解像度もあがった
そうして開始した同社とエンSXによる大手企業開拓のプロジェクト。その成果について伺いました。
板井様「世間的にもAIに関心が高まっている状況という追い風もあり、開始してから1ヶ月以内に受注が決まりました。注目度が高いものの、当時は供給プレイヤーも少なかったので、アウトバウンド施策実行のタイミングが良かったというのもあると思います。
また、開始からこれまで、毎月のアポイント獲得目標もクリアいただいています。以前利用していた他企業様と比較しても、しっかり追客をやりきってもらっているなと感じます。おかげで、今現在はLTVを意識して、数から質へと重視ポイントを移行していこうかとすら考えているところです。」
当初の想定を上回る速さで受注が決まるなど、驚きの成果につながったとのことですが、数値面以外の定性的な成果についてもお聞きしました。
板井様「私達が売ろうとしているのは端的に言えば“技術”です。この業界ならこれ、別の業界ならこれというように、その技術がどう顧客の真の課題解決につながるのか、実際に受注に繋がるのはどのセグメントなのかという検証を回したり、マーケットの一次情報を集めて顧客解像度を高めることにつながったなと思っています。
私たちも仮説をもってアプローチをするわけですが、顧客の持つ本当の課題は、やはり実際に会話することで得られますよね。アウトバウンドを通じて、市場リサーチができました。
いくつかの業界では、既存の業務プロセスの中に、人がやらなくてもよいと定義できるものが顕著でして。大企業の中でも、課題の明確な業界をいくつか絞って、次なる注力先として各課題に合わせたアプローチに昇華させていこうと考えています。」