■導入の背景|IS人材の採用難。優秀なリソース確保手段としてのアウトソース
もともと、前職のSaaS企業でインサイドセールス組織のマネジメントをされていた大友様。スクーへジョインしたのは、2023年8月のことでした。
「当時の弊社にはインサイドセールスを専任で見れる管理職が不在でした。他ポジションのGMが兼務している状態だったので、今後より組織を成長させていくうえで、インサイドセールス組織専任のマネージャーを置きたいという考えのなかで、ご縁があって入社しました。ベンチャー企業ならではですが、そのぶん意思決定までも早くスピーディに動ける点が魅力に感じています。」
前職のインサイドセールス組織では、効率的なアプローチ方法の確立や、様々な業務改善、教育制度の改革などを手掛けてこられた大友様ですが、スクーへ入社して感じた同社のインサイドセールスの課題はどういった点だったのでしょうか。
「いろいろありましたが、まず優先事項として考えたのは、商談を安定的に供給するうえでのリソースが不安定ということでした。リソースを補う方法としては、オペレーションの自動化、社内異動、採用など検討しました。ただ、テック活用や自動化には既に結構取り組んでいて、1人当たりの生産性は限界くらいまで引きあがっていました。社内調整も難しく、採用の方針で動いていたのですが、なかなか採用できなくて。」と大友様。
ただでさえ、採用市場は求職者優位の売り手市場の状況が続き、同社に限らずセールス・マーケティング領域の人材獲得競争は激化しています。
「インサイドセールスというポジションに求められるスキル面もどんどん高度化している印象です。単にコミュニケーションスキルがあるだけでなく、事業理解、顧客理解、ツール理解、継続力と、どんどん高度に複雑になっています。採用が長期化しそうということもあり、では専門性の高い方に支援を依頼するのがいいのではと、アウトソースを検討し始めました。」