■導入の背景|商談数は十分にある。しかし、エンタープライズ領域が足りない
「私が見ているセキュリオは、まだまだ成長段階にある事業です。ご利用いただく企業様も増え、組織としても規模が大きくなりましたが、より高みを目指しています。そのために各チーム様々な施策を進めていましたが、特にマーケティングチームはリードの獲得を増やすことを強化していました。」と、2023年はじめの事業状況を坪井様は振り返ってくださいました。
当時、インバウンド施策としては、マッチングプラットフォームや顧問紹介サービス、リファラルなどを中心にリードを獲得。不足分の商談数は営業代行会社を利用してアウトバウンド施策で獲得を進めていたという同事業部。経路毎に受注率の差はありつつも、全体の商談数自体は目標に達している状況だったとのこと。
事業を管掌する立場として、どのような点に課題を感じていらっしゃったのでしょうか。坪井様がお答えくださいました。
「ひとつは、エンタープライズ領域のリードが獲得できていなかったことです。弊社におけるエンタープライズの定義は、従業員数でいうと2000名以上の大手企業。DX等に取り組まれていて課題が多いため、セキュリオとの相性もよいと考えており、この領域を拡大していきたいなと。しかし、うまく進んでいないという課題がありました。もうひとつは、成約率など商談以降のフェーズでの歩留まりを向上させる必要があるということでしたね。」
とはいえ、新たに施策を増やすのではなく、まずは既存施策を強化する方針で動かれていたそう。どういった経緯でエンSXと出会ったのでしょうか。
「本当にたまたまなのですが、社内の別部門の者がエンSXのFacebook広告を見て、問い合わせをしたようです。そして私のところにエン・ジャパンさんが営業代行をやっているようですよ、と情報共有がありまして、一度話を聞いてみようかなとなりました。偶然がきっかけですが、これもご縁ですよね。」